コネクテッド自転車デバイスとエコシステム
Bicyclive
「Bicycle Alive」:すべての自転車をインターネットにつなぐ構想です。自転車に常に搭載されるデバイスと、アプリ、ウェブサイトで、ライダー、ブランド、自転車店を結びます。
- お客様
- 欧州の自転車グループの北米法人への提案
- 期間
- 2016 – 2018
- ステータス
- プロダクト企画
- 担当範囲
- プロダクト・サービス設計、システムアーキテクチャ
課題
ブランドは自転車を販売した後、誰が持っていて、どう乗られていて、いつメンテナンスが必要なのかが分かりません。自転車店も、お客様が来店するのを待つしかありません。ライダーにとっては、盗難や、事故に遭っても誰にも気づかれないことが一番の不安であり、一緒に走る仲間や楽しさも不足しています。
進め方
- 014つの設計指針は「使いやすい・つながる・安全・楽しい」。ライダーが喜んで使い、ブランドと自転車店にメリットがあり、サービス自体が自立して回ることを目指しました。
- 02盗難防止:駐輪中は自動で防犯モードに入り、省電力のため G-sensor だけを動かします。動かされると GPS を起動し、警告と位置情報をアプリに送信します。オーナーが施錠を覚えておく必要はありません。
- 03安全:強い衝撃を検知すると、まず位置情報を送ってオーナーに確認を求めます。一定時間応答がなく、動きもなければ、あらかじめ登録した連絡先に自動で通知します。
- 04走行記録とプッシュ通知:毎回の走行時間とルートを記録し、心拍計やパワーメーターとも連携します。位置情報に応じて、近くの自転車店のイベントやメンテナンスのリマインダーを配信します。
- 05コミュニティとつながり:同じデバイスを持つライダーが近くにいると知らせてくれるので、工具を借りたり一緒に走ったりできます。自転車はライトで「気持ち」を表現します。雨が降りそうなときは出かけたがらず、しばらく乗っていないと外へ誘います。
- 06ハードウェアは2案を比較しました。モバイル通信を内蔵する案(機能は充実するが、消費電力が大きく、高価で重い)と、内蔵しない案(安価で軽量、スマートフォン経由で同期)です。購入時に QR コードで登録し、SNS アカウントで認証すれば、乗って帰るだけで動き始めます。
現在の成果
- ブランドは、誰が・どの自転車で・どれだけの距離を・どこで走ったかという利用レポートを確認できます。分析結果から自転車店に仕入れるべき商品を提案し、お客様にはメンテナンスの来店を促します。
- プロダクト・サービス設計、ハードウェアとアプリ、バックエンド、実地テストまでを含む PoC 計画を完成させ、先方北米法人の社長が主導して推進しました。
- 2018年、先方グループの組織再編に伴い案件は差し戻されて再審査となり、その間に担当役員が退職したため、プロジェクトは停止しました。このコンセプトとデータ設計は、のちに rideem.bike の土台となりました。
技術
GPSGPRSG-sensorBluetoothMobile appWeb platform
